社会人の資格・通信講座の選び方(勉強時間から逆算する)
社会人が資格の通信講座を選ぶ際の考え方を、合格に必要な学習時間からの逆算と、対象資格・学習形式・価格帯・サポートの5つの軸で比較して紹介します。
✓ この記事でわかること
- ✓ 合格に必要な学習時間の目安から、1日あたりの学習時間を逆算する考え方を知る
- ✓ 対象資格・学習形式・価格帯・質問サポート・向いている人の5つの軸で比較する
- ✓ 教育訓練給付制度の存在と、対象講座かどうかの確認方法を知る
まずは結論:おすすめ3サービス
資格スクエア
難関資格に特化したオンライン専業予備校。動画講義・問題演習・Q&A対応をスマホとPCで完結できる。
行政書士講座(森Tの上級合格講座) テキストありプラン132,000円・税込(2026年9月時点)LECオンライン(東京リーガルマインド)
42年の指導実績をうたう資格の総合スクール。通学・Web動画・スマホ学習を組み合わせられる。
行政書士パーフェクトコース(2026年合格目標) 204,250円・税込〜(2ヶ月以内申込、2026年9月時点)SMART合格講座(全日本情報学習振興協会)
スマホで完結する低価格の資格対策講座。設立27年・検定試験合格者累計200万人の協会が運営。
行政書士コース(超速/速習/実戦) 10,450円/25,300円/53,900円・税込(2026年9月時点)用途別の早見表
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 難関資格をオンラインで効率よく学びたい | 資格スクエア | 行政書士講座「森Tの上級合格講座」はテキストありプラン132,000円(税込)から、Q&A対応70問付き(2026年9月時点) |
| 通学や大手のサポート体制も選択肢に入れたい | LECオンライン(東京リーガルマインド) | 全国校舎への通学・Web動画・スマホ学習(S式合格講座)から選べ、教育訓練給付制度の対象講座区分もある(2026年9月時点) |
| すきま時間に低価格からまず試したい | SMART合格講座 | 行政書士コースが10,450円(税込)から、1本5〜15分の動画で申込日から3年間視聴できる(2026年9月時点) |
| 志望する資格や学校がまだ固まっていない | 通信講座特集(資料請求) | 通信制大学など複数校の資料を無料でまとめて請求できる(2026年9月時点) |
5サービスの比較表
| サービス | 対象資格 | 学習形式 | 価格帯の目安 | 質問・サポート | 向いている人 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1資格スクエア | 司法試験予備試験・行政書士・弁理士・宅建など難関資格中心(2026年9月時点) | 動画講義+問題演習が中心。テキストあり/なしを選択可(通学なし、2026年9月時点) | 行政書士講座で123,200円〜132,000円・税込(森Tの上級合格講座、2026年9月時点) | Q&A対応70問+AIによる記述式添削(森Tの上級合格講座、2026年9月時点) | 難関資格をオンラインで効率よく学びたい人 | 公式サイトを見る › |
| 2LECオンライン(東京リーガルマインド) | 司法試験・行政書士・宅建・社会保険労務士など資格全般(2026年9月時点) | 通学(全国校舎)・Web動画・スマホ向けS式合格講座(1コマ15分)から選択可(2026年9月時点) | 行政書士パーフェクトコースで204,250円〜・税込(2ヶ月以内申込、2026年9月時点) | 質問サービスや講師のブログ・SNSでの学習フォローがある(2026年9月時点) | 通学や大手の手厚いサポートも選択肢に入れたい人 | 公式サイトを見る › |
| 3SMART合格講座(全日本情報学習振興協会) | 行政書士・FP・社会保険労務士・宅建・ITパスポートなど幅広い資格(2026年9月時点) | スマホ動画(1本5〜15分)中心。申込日から3年間視聴可(2026年9月時点) | 行政書士コースで10,450円〜53,900円・税込(超速/速習/実戦、2026年9月時点) | 公式サイト上に質問対応の記載はなく、動画とテキストでの自学が中心(2026年9月時点) | すきま時間に低価格からまず試したい人 | 公式サイトを見る › |
| 4通信講座特集(資料請求) | 特定の資格に限らず、通信制大学など複数の教育機関(2026年9月時点) | 資料請求のみ。学習形式は各校が届ける資料で確認(2026年9月時点) | 資料請求は無料(2026年9月時点) | 各校への問い合わせが窓口になる | 志望する資格・学校がまだ固まっていない人 | 公式サイトを見る › |
| 5行政書士TEPPAN通信講座 | 行政書士のみ(2026年9月時点) | スマホ動画(全1回・約53時間)+テキスト+過去問422問(2026年9月時点) | オンライン完結プランで16,500円・税込〜(通常55,000円、2026年9月時点) | 動画とテキストによる自学が中心(2026年9月時点) | 行政書士に絞って低コストで学びたい人 | 公式サイトを見る › |
◎:おすすめ ○:十分 △:条件次第 料金・特典は公式サイトの最新情報をご確認ください。
おすすめランキング(詳細)
資格スクエア
難関資格に特化したオンライン専業予備校。動画講義・問題演習・Q&A対応をスマホとPCで完結できる。
- ✓ 行政書士講座「森Tの上級合格講座」はテキストありプラン132,000円(税込)、テキストなしプラン123,200円(税込)から(2026年9月時点)
- ✓ 同講座はQ&A対応70問・AIによる記述式添削が付く(2026年9月時点)
- ✓ 司法試験予備試験・行政書士・弁理士・宅建など難関資格を中心に扱う(2026年9月時点)
資格スクエアは、司法試験予備試験・行政書士・弁理士・宅建などの難関資格に特化したオンライン専業予備校です。行政書士講座の「森Tの上級合格講座」は、教材が物理・PDFの両方で届くテキストありプランが132,000円(税込)、テキストなしプランが123,200円(税込)で、総学習時間は約160時間を予定しています(2026年9月時点)。両プランともQ&A対応は70問まで、AIによる記述式問題の添削機能も利用できます(2026年9月時点)。公式サイトでは24時間いつでも質問・相談ができる環境があるとしていますが、対象外の講座もある旨が案内されています(2026年9月時点)。校舎を持たないオンライン専業のため、通学は選べません。
- スマホ・PCで講義から問題演習まで完結し、通学の時間を作りにくい社会人でも学習を進めやすい
- Q&A対応やAI添削で疑問を残しにくい
- テキストなしプランを選べば費用を抑えられる
- コースやプランが多く、価格比較に時間がかかる
- 校舎での対面相談は用意されていない
- 行政書士講座(森Tの上級合格講座)
- テキストありプラン132,000円・税込(2026年9月時点)
- Q&A対応
- 70問まで(森Tの上級合格講座、2026年9月時点)
- 対応資格の例
- 司法試験予備試験・行政書士・弁理士・宅建(2026年9月時点)
キャンペーン経験者割などの割引制度がある(2026年9月時点)
✦ 難関資格特化のオンライン専業予備校
LECオンライン(東京リーガルマインド)
42年の指導実績をうたう資格の総合スクール。通学・Web動画・スマホ学習を組み合わせられる。
- ✓ 行政書士パーフェクトコース(2026年合格目標)は2ヶ月以内申込で204,250円(税込)〜、3ヶ月以内申込で213,750円(税込)〜(2026年9月時点)
- ✓ 同コースは教育訓練給付制度の対象講座区分として案内されている(2026年9月時点)
- ✓ 通学(全国校舎)・Web動画・スマホ向けS式合格講座(1コマ15分)から学習形式を選べる(2026年9月時点)
LEC東京リーガルマインドは「42年の指導実績」をうたう資格の総合スクールで、司法試験から行政書士、宅建、社会保険労務士まで幅広い資格講座を扱っています(2026年9月時点)。行政書士講座の「パーフェクトコース」(2026年合格目標)は、2ヶ月以内の申込で204,250円(税込)から、3ヶ月以内の申込で213,750円(税込)からとなっており、教育訓練給付制度の対象講座区分としても案内されています(2026年9月時点)。学習形式は、全国の校舎に通学するスタイルのほか、Web動画、1コマ15分に区切られたスマホ向けの「S式合格講座」まで用意されており、通学と自宅学習を組み合わせたい人にも選びやすい構成です(2026年9月時点)。
✦ 通学・Web・スマホから選べる総合スクール
SMART合格講座(全日本情報学習振興協会)
スマホで完結する低価格の資格対策講座。設立27年・検定試験合格者累計200万人の協会が運営。
- ✓ 設立から27年、検定試験合格者累計200万人としている全日本情報学習振興協会が運営(2026年9月時点、公式サイト記載)
- ✓ 行政書士コースは超速10,450円・速習25,300円・実戦53,900円(いずれも税込、2026年9月時点)
- ✓ 1本5〜15分の動画に区切られ、申込日から3年間視聴できる(2026年9月時点)
SMART合格講座は、「設立から27年。検定試験合格者累計200万人」としている全日本情報学習振興協会が運営する講座です(2026年9月時点、公式サイト記載)。行政書士コースは、動画のみの「超速」が10,450円、答練付きの「速習」が25,300円、より手厚い「実戦」が53,900円で、いずれも税込です(2026年9月時点)。講義動画は1本5〜15分に区切られており、申込日から3年間何度でも視聴できます(2026年9月時点)。行政書士のほかFP、社会保険労務士、宅建、衛生管理者、ITパスポートなど幅広い資格に対応しており、まずは低価格のコースからすきま時間で試したい人に向いています。
✦ スマホ完結・低価格から選べる資格講座
通信講座特集(資料請求)
通信制大学など複数の教育機関の資料をまとめて請求できるサービス。志望校・資格が固まっていない段階に向く。
- ✓ 通信制大学など複数の教育機関の資料をまとめて請求できる(2026年9月時点)
- ✓ 資料請求は無料で、複数校を比較検討できる(2026年9月時点)
- ✓ 特定の資格予備校ではなく、通信制の学校を比較する入り口として使える(2026年9月時点)
「通信講座特集」は、通信制大学をはじめとする複数の教育機関の資料をまとめて請求できる資料請求サービスです(2026年9月時点)。特定の資格予備校の講座を扱うものではなく、複数の通信制の学校を横断して比較できる点が特徴で、資料請求自体は無料です(2026年9月時点)。資格取得と合わせて学位取得やスキルアップも検討したい人、あるいはまだ志望する資格や学校が固まっておらず、まずは複数の資料を取り寄せて比較したい人に向いています。通信制大学に在籍しながら資格の勉強を進める場合は、卒業単位の不足計算ツールや出席率・あと何回休めるか計算ツールで学業との両立状況を確認しながら進めるとよいでしょう。
✦ 複数校の資料をまとめて請求できるサービス
資格選びの前に知っておきたいこと(勉強時間から逆算する)
資格の通信講座を選ぶ前に、まず「合格までにどれくらいの学習時間が必要か」を確認しておくと、講座選びの軸が定まりやすくなります。多くの資格予備校は、公式サイトの講座ページで目安となる学習時間や講義時間を公表しています。目安の時間が分かったら、日数計算ツールで試験日までの残り日数を計算し、必要な学習時間を残り日数で割ることで、1日あたりに確保すべき学習時間を逆算できます。社会人の場合、平日にまとめて時間を取りにくいことが多いため、平日と休日でどう配分するかも合わせて考えておくと、動画中心の講座にするか、通学を組み合わせる講座にするかを選ぶ判断材料になります。
模試や過去問を解いた結果がある場合は、偏差値計算ツールで自分の位置づけを、目標平均点まであと何点必要か計算ツールで残り回数ごとに必要な点数を確認すると、逆算した学習時間が妥当かどうかを見直せます。通信制大学に在籍しながら資格取得を目指す人は、卒業単位の不足計算ツールで卒業に必要な単位の過不足を、出席率・あと何回休めるか計算ツールで出席の余裕を確認しておくと、資格の学習と学業の両立を管理しやすくなります。
厚生労働省の教育訓練給付制度を利用できる講座もあります。給付の対象区分(専門実践教育訓練・特定一般教育訓練・一般教育訓練)や給付率は制度区分や受講者本人の雇用保険の加入状況などによって異なるため、ここで一律の金額は示しません。気になる講座が対象になっているかは、厚生労働省の教育訓練給付金講座検索システムで検索して確認してください。
比較の軸
この記事では「対象資格」「学習形式」「価格帯の目安」「質問・サポート」「向いている人」の5つの軸で比較します。対象資格は、司法試験や行政書士のような難関資格に強いか、幅広い資格を扱っているかを見る軸です。学習形式は、動画講義中心か、テキストを併用するか、通学を選べるかで、社会人がすきま時間に学習しやすいかどうかに直結します。価格帯の目安は、同じ資格でもコースの内容(添削・質問対応の有無など)によって差が出るため、コースごとに何が含まれているかとあわせて確認します。質問・サポートは、疑問をそのままにせず学習を続けられるかを左右する軸で、対応可能な質問数や講師によるフォロー体制の有無などを見ます。向いている人は、通学したいか、まず低コストで試したいかなど、自分の学習スタイルに合わせて選ぶための目安です。
資格選びから受講開始までの手順
1. 目指す資格を決め、各予備校の講座ページで公表されている学習時間の目安を確認します。2. 日数計算ツールで試験日までの残り日数を計算し、必要な学習時間を残り日数で割って1日あたりの学習時間を逆算します。3. 模試や過去問の結果があれば、偏差値計算ツールや目標平均点まであと何点必要か計算ツールで、今の実力と必要な伸びしろを確認します。4. 通信制大学などに在籍している場合は、卒業単位の不足計算ツールと出席率・あと何回休めるか計算ツールで学業との両立を管理します。5. 時給換算ツールで自分の時給や1時間の学習時間の価値を試算し、受講料が見合うかを検討します。6. 気になる講座が教育訓練給付制度の対象かどうかを、厚生労働省の教育訓練給付金講座検索システムで確認してから申し込みます。
よくある質問
QQ. 独学と通信講座、どちらを選べばいいですか。
A. 独学は費用を抑えやすい一方、疑問点をそのままにしてしまいやすいという面があります。通信講座は質問対応や添削、教材の整理がされている分、費用がかかります。1日あたりに確保できる学習時間を逆算したうえで、その時間内で独学の教材を使いこなせそうか、それとも質問対応やカリキュラムに沿って進めたいかで判断するとよいでしょう。
QQ. 教育訓練給付金はいくらもらえますか。
A. 給付額は、専門実践教育訓練・特定一般教育訓練・一般教育訓練のどの区分に該当するか、また受講者本人の雇用保険の加入状況などによって異なります。一律の金額をここで示すことはできないため、気になる講座については厚生労働省の教育訓練給付金講座検索システムで対象区分を確認し、詳しい給付率はハローワークなどで確認してください。
QQ. 合格率が高い講座を選べば安心ですか。
A. 合格率は、講座によって算出方法(母数を申込者にするか模試受験者にするかなど)が異なります。合格率を比較材料にする場合は、公式サイトが算出根拠を明示している数値かどうかを確認し、「絶対に受かる」といった断定的な表現をしている講座には注意してください。
関連書籍・用品(Amazon)
Amazonのアソシエイトとして、サクッとツールは適格販売により収入を得ています。
まとめ:学習時間から逆算し、学習形式とサポートで選ぶ
資格の通信講座は、価格だけでなく、合格までに必要な学習時間の目安から1日あたりの学習量を逆算したうえで、対象資格・学習形式・質問サポートが自分の生活スタイルに合うかを確認すると選びやすくなります。難関資格をオンラインで効率よく学びたい人は資格スクエア、通学や手厚いサポートも選択肢に入れたい人はLECオンライン、すきま時間に低価格からまず試したい人はSMART合格講座、志望する資格や学校がまだ固まっていない人は通信講座特集(資料請求)が候補になります。行政書士に絞って低コストで学びたい人には、行政書士TEPPAN通信講座も選択肢になります。