2026年9月更新4サービス比較

不動産売却の査定と手数料の考え方(一括査定の使い方)

不動産売却の査定額と成約価格の違い、媒介契約の種類、仲介手数料の上限式を踏まえた一括査定サービスの選び方を整理します。

✓ この記事でわかること

  • ✓ 査定額と成約価格の違い、専任媒介・一般媒介の違いを知る
  • ✓ 対象物件・査定形式・対応エリアの違いで一括査定サービスを比較する
  • ✓ 仲介手数料の上限式と譲渡所得税の3,000万円控除の存在を知る

まずは結論:おすすめ3サービス

1位

不動産SHOPナカジツ

★★★★☆ 4.3

愛知県岡崎市発、中部・関東・九州の9都府県に直営店を展開する不動産売買専門店。

創業 1987年4月(2026年9月時点、公式サイトより)
2位

ノムコム(野村不動産ソリューションズ)

★★★★☆ 4.4

全47都道府県に対応し、機上査定と訪問査定を使い分けられる大手不動産売却サイト。

対応エリア 全47都道府県(2026年9月時点)
3位

マンション.navi

★★★★☆ 4.1

中古マンション専門、全国1,800社以上と提携するマンションリサーチ運営の一括査定サービス。

対象物件 中古マンション専門(2026年9月時点)

用途別の早見表

こんな人おすすめ理由
愛知・福岡など中部・九州エリアで店舗相談したい不動産SHOPナカジツ愛知・福岡・千葉・埼玉・静岡・熊本・岐阜・東京・神奈川の9都府県に直営店を展開(2026年9月時点)
全国どこでも訪問査定を依頼したいノムコム(野村不動産ソリューションズ)全47都道府県に対応し、機上査定と訪問査定の2種類を用意(2026年9月時点)
中古マンションの相場をまず調べたいマンション.navi全国約1,800社以上の不動産会社と提携し、無料のネット査定に対応(2026年9月時点)
仲介で買主を探すより、業者に直接買い取ってもらって早く確実に現金化したいラクウル空き家・中古戸建の買取専門で、自社の直接買取のため仲介手数料はかからず全国対応(2026年9月時点)

4サービスの比較表

サービス総合評価対象物件査定の形式仲介手数料対応エリア向いている人公式
1不動産SHOPナカジツ4.3戸建て・中古マンション・土地店舗来店・問い合わせフォームからの相談(2026年9月時点)法定上限内(具体的な料率は要問い合わせ)愛知・福岡・千葉・埼玉・静岡・熊本・岐阜・東京・神奈川の9都府県(2026年9月時点)対応エリア内で直営店に相談したい人公式サイトを見る ›
2ノムコム(野村不動産ソリューションズ)4.4マンション・一戸建て・土地機上査定(30分〜1時間程度)と訪問査定(数日程度)の2種類(2026年9月時点)売買契約締結時に半額、引き渡し完了時に残り半額を支払う仕組み(2026年9月時点)全47都道府県(2026年9月時点)全国どこでも訪問査定を依頼したい人公式サイトを見る ›
3マンション.navi4.1中古マンション専門(2026年9月時点)ネット上で入力するだけの無料査定(2026年9月時点)査定自体は無料、仲介手数料は依頼先の不動産会社の規定による全国対応、提携不動産会社1,800社以上(マンションリサーチ株式会社、2026年9月時点)中古マンションの相場をまず把握したい人公式サイトを見る ›
4ラクウル3.9空き家・中古戸建・中古不動産全般(2026年9月時点)AI査定(約30秒)と現地調査による買取査定(2026年9月時点)仲介ではなく直接買取のため仲介手数料はかからない(2026年9月時点)全国対応(北海道〜沖縄、2026年9月時点)仲介で買主を探すより、業者に直接買い取ってもらい早く確実に現金化したい人公式サイトを見る ›

◎:おすすめ ○:十分 △:条件次第 料金・特典は公式サイトの最新情報をご確認ください。

おすすめランキング(詳細)

2位

ノムコム(野村不動産ソリューションズ)

★★★★☆ 4.4

全47都道府県に対応し、機上査定と訪問査定を使い分けられる大手不動産売却サイト。

POINT
  • ✓ 2025年の年間サイト利用ユーザー数は1,000万人超(2026年9月時点、公式サイトより)
  • ✓ 機上査定(30分〜1時間程度)と訪問査定(数日程度)の2種類を用意(2026年9月時点、公式サイトより)
  • ✓ 仲介手数料は売買契約締結時に半額、引き渡し完了時に残り半額を支払う仕組み(2026年9月時点、公式サイトより)

ノムコムは野村不動産ソリューションズが運営する不動産売却・査定サイトで、対象物件はマンション・一戸建て・土地、対応エリアは全47都道府県です(2026年9月時点、公式サイトより)。査定方法は、周辺の成約事例や物件情報から30分〜1時間程度で算出する機上査定と、現地確認や周辺調査を行い数日程度かかる訪問査定の2種類が用意されています(2026年9月時点)。仲介手数料は売買契約締結時に半額、引っ越しが完了した時点で残り半額を支払う仕組みで、2025年の年間サイト利用ユーザー数は1,000万人超と公式サイトで案内されています(2026年9月時点)。最大30枚までの物件写真掲載や3Dウォークスルー動画など、販売活動の見せ方にも力を入れています。

✦ 全国対応で機上・訪問の2種類の査定を選べる

公式サイトを見る ›PR・料金は公式サイトで最新をご確認ください
3位

マンション.navi

★★★★☆ 4.1

中古マンション専門、全国1,800社以上と提携するマンションリサーチ運営の一括査定サービス。

POINT
  • ✓ マンションリサーチ株式会社が運営し、全国1,800社以上の不動産会社と提携(2026年9月時点、公式サイトより)
  • ✓ 中古マンション専門で、ネット上の入力だけで完了する無料査定に対応(2026年9月時点、公式サイトより)
  • ✓ 全国14.3万棟の価格相場データを無料公開(2026年9月時点、公式サイトより)

マンション.naviは、マンションリサーチ株式会社が運営する中古マンション専門の一括査定サービスです(公式サイトの表記は「マンションナビ」)。公式サイトでは、全国14.3万棟の価格相場データを無料公開しているほか、無料査定の申し込みができます(2026年9月時点、公式サイトより)。同社のコーポレートサイトによると、提携する不動産会社は全国1,800社以上です(2026年9月時点、マンションリサーチ株式会社公式サイトより)。対象は中古マンションに限定されるため、戸建てや土地の売却では別のサービスと併用する必要があります。査定自体は無料ですが、実際に売却を依頼した場合の仲介手数料は依頼先の不動産会社の規定によります。

✦ 中古マンション専門、1,800社以上と提携する一括査定

公式サイトを見る ›PR・料金は公式サイトで最新をご確認ください
4位

ラクウル

★★★★☆ 3.9

仲介で買主を探すのではなく、業者に直接買い取ってもらって早く確実に現金化したい人向けの買取専門サービス。

POINT
  • ✓ 株式会社ネクサスプロパティマネジメントが運営する空き家・中古戸建の買取専門サービス(2026年9月時点、公式サイトより)
  • ✓ 電話・LINE・メール・AI査定など複数の相談方法を用意し、全国対応(2026年9月時点、公式サイトより)
  • ✓ 自社による直接買取のため査定は無料、仲介手数料はかからない(2026年9月時点、公式サイトより)

ラクウルは、東京都港区の株式会社ネクサスプロパティマネジメント(宅地建物取引業免許番号:国土交通大臣(1)第10311号)が運営する、空き家・中古戸建て・中古不動産全般の買取専門サービスです(2026年9月時点、公式サイトより)。ここまで紹介した3サービスが「仲介」で買主を探す一括査定だったのに対し、ラクウルは不動産会社が物件を直接買い取る「買取」のサービスで、問い合わせから現地調査・査定、契約、買取完了までを自社で進めます(2026年9月時点、公式サイトより)。対応エリアは北海道から沖縄県まで全国で、電話(受付7:00〜22:00)・LINE・メール・約30秒で結果が出るAI査定など複数の相談方法が用意されています(2026年9月時点、公式サイトより)。買取は仲介と違い買主が見つかるのを待つ必要がないため、公式サイトでは最短即日での現金化が可能とされています(2026年9月時点、公式サイトより)。査定は無料で、自社の直接買取のため仲介手数料はかかりません(2026年9月時点、公式サイトより)。

✦ 買取専門、仲介より早く確実に現金化したい人向け

公式サイトを見る ›PR・料金は公式サイトで最新をご確認ください

査定額と成約価格の違い、媒介契約の種類

不動産の一括査定サービスに申し込むと、複数の不動産会社から「査定額」が届きます。この査定額はあくまで周辺の取引事例や物件の状態から算出した見立てであり、実際に買い手と合意した「成約価格」とは金額が異なることが一般的です。査定額が高いことだけを基準に依頼先を選ぶと、後で価格を下げる交渉が必要になる場合もあるため、複数社の査定額と根拠の説明を比較したうえで、対応やスケジュールも含めて依頼先を判断することが大切です。売却を依頼する際には「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」のいずれかを不動産会社と結びます。専任系の契約は1社にのみ依頼する代わりに、レインズへの登録や販売状況の報告義務が課される点が特徴で、一般媒介契約は複数社に同時に依頼できる代わりに、そうした義務は課されません。固定資産税・都市計画税の日割り計算ツールを使うと、引き渡し時期による税負担の按分もあわせてイメージしやすくなります。

比較の軸

この記事では「対象物件」「査定の形式」「仲介手数料」「対応エリア」「向いている人」の5つの軸で一括査定サービスを比較します。対象物件は、戸建て・マンション・土地のどれを扱っているかで、マンション専門のサービスもあれば、幅広い物件種別に対応するサービスもあります。査定の形式は、ネット上の入力だけで完了する簡易的な査定と、担当者が現地を訪問して調査する訪問査定に大きく分かれ、精度を重視するなら訪問査定、まず相場感をつかみたいなら簡易査定が向いています。仲介手数料は、宅地建物取引業法に基づき、売買価格に応じた上限額(400万円を超える部分については「売買価格×3%+6万円」に消費税を加えた額が上限の目安)が定められており、低廉な空家等については特例で上限が緩和される場合があります。具体的な上限額は仲介手数料の上限計算ツールで試算できます。ここまでの比較軸は、複数の不動産会社に「仲介」を依頼して買主を探す一括査定サービスを前提にしています。一方で、仲介ではなく不動産会社に物件を直接買い取ってもらう「買取」という方法もあります。買取は仲介に比べて価格が下がりやすい傾向がある一方、買主を探す期間が発生しないため、いつ・いくらで現金化できるかを事前に把握しやすいという違いがあります。早さや確実性を優先したい場合は、空き家・中古戸建の買取を専門に扱うラクウルのようなサービスも選択肢になります。

一括査定を使う手順

1. 建ぺい率・容積率の計算ツールなどで物件の基本的な条件を整理し、固定資産税評価額や登記情報など手元にある資料をまとめます。2. 比較した一括査定サービスのうち、対象物件と対応エリアが合うものを選び、公式サイトのフォームから物件情報を入力します。3. 届いた査定額と、その根拠となった周辺事例の説明を複数社で比較します。金額の高さだけでなく、説明の分かりやすさや担当者の対応も判断材料にします。4. 査定額に納得できたら、専任媒介・一般媒介などの契約形態を確認したうえで、正式に売却活動を依頼する不動産会社を決めます。5. 売却が成立したら、仲介手数料や固定資産税の日割り精算、譲渡所得税の申告が必要かどうかを確認します。相続で取得した不動産を売却する場合は、相続税の概算計算ツールもあわせて確認しておくと、税負担の全体像を把握しやすくなります。

よくある質問

QQ. 一括査定を申し込むと、複数の不動産会社から一斉に連絡が来ますか?

A. サービスによって申し込み後の連絡方法は異なりますが、複数社へ同時に査定を依頼する形式が一般的です。連絡方法や件数の希望を申し込み時に指定できるサービスもあるため、フォームの内容を確認してから申し込むと安心です。

QQ. 査定は無料ですか?

A. この記事で紹介した査定サービスは、いずれも査定自体を無料で受け付けています。ただし、実際に売却を依頼した場合の仲介手数料は別途発生します。仲介手数料の考え方は仲介手数料の上限計算ツールで確認できます。

QQ. 仲介手数料以外にかかる費用はありますか?

A. 印紙税や登記費用、抵当権の抹消登記費用、引っ越し費用などが別途かかる場合があります。固定資産税・都市計画税は、引き渡し日を基準に売主と買主で日割り精算するのが一般的です。

QQ. 売却で利益が出た場合、税金はどうなりますか?

A. 売却によって得た利益(譲渡所得)には所得税・住民税がかかりますが、自分が住んでいた居住用財産を売却した場合は、一定の要件を満たすと譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります。相続した不動産を売却する場合は、相続税の申告状況とあわせて税理士や税務署に確認することをおすすめします。

関連書籍・用品(Amazon)

Amazonのアソシエイトとして、サクッとツールは適格販売により収入を得ています。

まとめ:査定額の違いと手数料の仕組みを理解してから動く

一括査定は複数社の査定額を比較できる便利な手段ですが、査定額はあくまで各社の見立てであり、実際の成約価格とは差が出ることがあります。対応エリア内で来店相談したいなら不動産SHOPナカジツ、全国どこでも訪問査定を頼みたいならノムコム、中古マンションの相場を先に調べたいならマンション.naviが候補になります。あわせて、仲介手数料は売買価格に応じた上限が法律で定められていること、居住用財産を売って利益が出た場合は要件を満たせば譲渡所得から控除を受けられる特例があることも押さえておくと、査定額だけでなく手取り額のイメージが立てやすくなります。

公式サイトを見る ›PR・料金は公式サイトで最新をご確認ください
執筆・監修:IT寄り添い 編集部

各社公式サイトの情報をもとに、査定サービスの仕組みと手数料の考え方を中立的に整理しています。

調査方法:各社公式サイトの対象物件・査定形式・対応エリア(2026年9月時点)を同一の基準で確認。評価は編集部の基準による目安です。

1位不動産SHOPナカジツ ★★★★☆
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